JALのクラスJが快適すぎたので、解説する

こんにちは、kodax(コダックス)です。

先日出張で福岡から東京に行く用事があり、普段はANAを使用して移動しています。
しかし、直前の出張となったため、ちょうどよい時間のANA便がなく、仕方なくJALを選択しました。

JALの座席を選ぶときにせっかくならクラスJにしようと思い、初めて乗ってみました。
結論から申し上げますと、

めちゃくちゃ快適

むしろなんで今まで乗ってこなかったんだという後悔をしてしまうくらいです。

これから出張でJALを使う際は、全てクラスJにしようと思いましたね。
今回はそんなクラスJを感想を交えつつ、紹介したいと思います。

目次

クラスJとは

そもそもJALの座席クラスには高い順からファーストクラス>クラスJ>普通席となっています。
クラスJは普通席よりは高く、ファーストクラスよりは安い中間のクラスです。

JALの公式サイトには下記のように書かれています。

「もっと気軽にくつろぎの空間を、より多くのお客さまにお楽しみ頂きたい。」をコンセプトに生まれたクラスです。

Japan Airlines.

目的としては普段の旅行より少しリッチな移動をしたい方や、ファーストクラスほどのサービスは必要ないが、普通席では休まらないという方に向けたサービスですね。

ファーストクラスは座席数も少ないため、どうしても体験できる人数や便は限られますが、クラスJは座席数も多く、よりたくさんの人に搭乗してもらうことが期待できます。

なお、クラスJは国内線のみのサービスとなっています。

クラスJの料金は?

クラスJは以前まで一律+1000円でしたが、現在は路線距離によって変動する料金体系になっています。
例として福岡ー東京間は+2,200円でした。

ただ、予約クラス(セイバー、フレックス)によっても異なるため公式サイトで、確認することをお勧めします。

私が出張するときは、法人専用のJALオンラインでの予約となるため、「ビジネスフレックス」を選択。
このビジネスフレックスだと、クラスJも普通座席と同じ価格で乗れるんですよね。

クラスJのフライト情報

今回は仕事で行くため、JALオンラインで予約しました。
福岡ー東京間の往復でクラスJを利用したのですが、今回は羽田から福岡へ搭乗した時の様子を紹介します。
利用した路線はこちら↓

路線便名羽田ー福岡、JAL335便
搭乗クラスビジネスフレックス(クラスJ)
出発時間19:40
到着時間21:35
機体エアバスA350-900

機体はエアバス社の主力であるA350型です。
最新型の機体なので、座席のスペックには期待できそう!

搭乗ロビーには多くの人が待機しており、金曜日のためサラリーマンや家族連れなど様々でした。
搭乗時間になり、優先搭乗者が先に乗り込みます。

クラスJには優先搭乗サービスはなく、普通席と同様に対象グループが呼ばれるまで待機します。

搭乗ロビー
搭乗ロビー

クラスJの座席周り紹介

クラスJの座席

クラスJは機体の前方に位置しているため、奥まで歩かずに済みますね。
そのためか、搭乗グループも一番最後の5番でした。クラスJはすべて最後のグループになるのだと思われます。

クラスJ自体の座席が普通席より多くないため、収納棚も明らかに余裕があり、非常に出し入れしやすいと感じました。

そしてこちらがクラスJのシート。

見た感じだとそこまで広く見えないのですが、座ってみると違いますね!
横幅と奥行きが広いため、着席時の圧迫感が少なく感じます。

シートピッチは普通席より18cm広く、約97cmもあり足を充分に伸ばせられました。
もちろん普通席でも伸ばせられないことはないですが、どうしても窮屈に伸ばす感じになるため、これはうれしいポイント!

座席全体

シート幅も普通席より最大6cm広いため、隣の人との距離も結構空いていました。
隣の人と膝がぶつかる心配も全くなし。ここが個人的に一番うれしいポイントかも。
普通席やLCCだと膝を閉じるので、足が疲れるんですよね。

また、肘置きもゆとりのある設計のため隣の人との肘置きバトル(?)が発生しなくて済みますね。
肘置きの先端にはカクテルトレイもあり、わざわざテーブルを開かずに飲み物や小物を置くことができます。
こういった細かい部分の気遣いが、普通席にはないクラスJの特徴と言っても良いかもしれませんね。

座席横にはリクライニングとレッグレストのスイッチが付き、自由に体制を整えることが可能。
レッグレストは使ってみましたが、正直これはいらないかな?あまり休まる感じではなかったです。

リクライニングは後ろがギャレー(乗務員のいるドリンクとか置いてるスペース)だったため、あまりリクライニングができなかった印象。それとも、あまり傾けることができない仕様なのかなあ。。。
ヘッドレストは結構しっかりした造りなので、これは好印象でした。

座席横にはもう1つポケットのようなものがあります。
本やタブレット端末などの収納に使えそうなスペースでしたね。

座席前には11.6インチのモニターとポケットが3つ。
普通席よりモニターが大きいようですが、体感ではあまり分かりません。

クラスJには最初からヘッドホンが付属しており、雑誌やエチケット袋が収納してある場所にありました。
自分のAirPods Proがあるから使いませんが、普通席よりはアップグレードしているのもうれしいですね。
JALのロゴもあるし、メルカリでだれか売ってそうだな。

売ってました笑

最新型のA350には機体の尾翼と下部にカメラが付いており、常時モニターから外の様子を確認することができます。
今回は窓側ではなかったので、景色を見られない座席の人にはありがたいです。

まあ、夜だから何も見えないんですけどね

機内サービス

離陸して30分後には機体が安定体制に入り、ドリンクサービスがあります。
ファーストクラスから優先的に提供されるので、クラスJの座席にもすぐに提供されました。

メニューには普通席にはないオリジナルのコーヒーやジュースがあるなど、種類は豊富。
乗務員の人数も普通席より多く配置されているため、おかわりもしやすいです。
私はコーヒーを飲んだ後にコーラのおかわりをしましたが、すぐに運んでくれました。

ドリンクサービス時にテーブルを使いましたが、テーブルも広く快適!
このように雑誌を広げるのも余裕です。パソコン作業も快適にできる大きさなので、こういった点もサラリーマンに人気の理由の1つだと思います。

電源

電源はモニター下部の差込口からUSB-Aが差込可能です。

USB-Aなんかもう使ってねーよ

そんな方のために、もちろんJALも用意しています。
座席横にはコンセントが付いていました!
USB-A端子が全てUSB-Cになっていたら完璧だったんですけどねえ。。。

パウダールームの様子は?

クラスJとは直接関係ありませんが、クラスJならどの座席からもトイレに近く、人も少ないためトイレ待ちが発生していませんでした。これはお腹の弱い私には精神的に助かりまっせ。

せっかくなのでトイレの中も少し、紹介します。
中は至って普通の感じですが、なんと便座シートなるものがあったり、ミラーライトがあったりします。

洗面台も温・冷が選ぶことができ、ハンドソープやコップなども付いています。
このハンドソープがやけに良い匂いだったので、紹介しておきます。
家でも同じものを使いたいなーと思いましたが、機内用と裏面にバッチリ書いてありました。

着陸後もクラスJならすぐに降りられます!

着陸後は座席が前方に配置されているため、普通席よりもスムーズに降りられます。
座席数も少なく間隔が広いため、荷物も取り出しやすかったですね。

到着後すぐに移動したい方には結構メリットに感じるかもしれません。

クラスJのメリットまとめ、感想

今回はクラスJを初めて使用した感想をまとめてみました。
使ってみたメリットを下記にまとめたので、参考にしていただければと思います。

  • 座席が広く、快適な移動を実現できる
    ⇒座席やテーブル、モニターが大きいため移動中の快適性が大幅に向上される
  • ドリンクサービスの充実性
    ⇒ドリンクメニューが豊富ですぐに提供され、おかわり等のリクエストもしやすい
  • 着陸後の降機時間が短縮
    ⇒到着後すぐに移動したい等、待機時間を省くことができる
  • 乗務員によるきめ細かい対応
    ⇒普通席より乗務員も多く配置され、あらゆるサービスを受けやすい環境

そのうえで私ならこんな時に活用します。

ビジネス利用

ビジネス用途ならパソコン利用時に、テーブルの広さや快適性はかなりメリットになりそうです。また、読書灯やジャケットフックもあるため、ビジネスシーンでは活躍しそう。作業のしやすさにおいて、作業スペースの大きさは正義。
到着後もすぐに移動できるため、時間のないビジネスマンには有利かも。

ロングフライト

長時間のフライトになる場合は、快適に移動したいため、身体が比較的大柄な私は使う価値がありそうです。
逆に小柄な方であれば普通席でも問題ない場合もあると思うので、身体が大きい人ほど使うメリットも大きくなりそうです。

少しリッチな旅行

これは自分や家族へのご褒美としてクラスJを使用するのもよさそうです。
旅行するなら移動時の疲労は極力抑えたいもの。
また、家族で子供がいたりすれば、乗務員の多さやトイレに近いことは大きなメリットになりそうですね。

私の場合はビジネス利用でメインに使いつつ、プライベートでも長距離路線の時には検討してみることにします。
皆さんもぜひ使ってみて、快適な旅の移動を!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

kodax

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