ORCの離島路線を初めて利用した感想/福江→福岡/全日空(ANA) DHC8-Q400搭乗記

五島列島に旅行へ行く時はフェリーか飛行機が一般的だと思います。私は往路を夜行フェリー、復路を飛行機に設定しました。

今回は福江島から福岡に帰る際の様子を記事にしてみたので、楽しんでいただければ嬉しいです。

目次

フライトスケジュール

五島福江→福岡のフライトは1日2便あり、この路線はORCが運航しています。運航はORCですが、機材は同じグループのANAが所有しているDHC8-Q400が使われているようですね。

便名ANA4696
路線五島福江(18:15)→福岡(18:55)
所要時間40分
機材DHC8-Q400

福江空港にてチェックイン&搭乗

福江空港は福江島の南東にあり、中心地の福江市から車で15分程度かかります。丘の上にあるので、(いないとは思いますが)徒歩や自転車では厳しいかも。

いかにも地方路線の空港っぽい外観で少し落ち着きます。以前行った時の屋久島空港と同じ雰囲気ですね。

チェックインを済ませ空港内を散策

中に入るとANAのカウンターがお出迎えしてくれます。早速チェックインを行いましょう。

今回はネット予約してオンラインチェックインも済ませているので、機械で発券だけ一応しておきます。これ毎回してしまうんですよね。

預け手荷物は無いため、搭乗時間を見ながら空港内を散策することに。1階はカウンターのほか、到着ロビーがあるくらいなので2階へ。

2階はショップとレストランが併設され、保安検査場もありました。ショップに寄ると五島列島のお土産が勢揃い!

椿オイルや五島列島の原料を使用した焼酎に加え、鬼鯖寿司も!

この鬼鯖寿司が美味いんですよね。人気のためか既に1つしかない様子。下の写真は空港近くの店舗で買ったものを撮影したもの。

マンガ「ばらかもん」にも登場した八匹雷(はっちっかんかん)もあります。せっかくなので1つ買うことに。信玄餅の食感に似ていて、結構モチモチして美味しかったです。

レストランも営業していて五島うどんや五島牛の肉重などご当地メニューがありましたよ。朝から夜まで営業しているのでここで最後の五島グルメを味わうのも良さそうです。

搭乗します

時間が近づいてきたので保安検査を通過し、搭乗ロビーに入ると他のお客さんも結構いる様子。搭乗ロビーと言ってもベンチとテレビに加えて自販機があるくらいで、特に時間を潰せるようなものはなかったです。

代わりに思い出ノートという旅情を感じさせるものがあったりして、旅の思い出に書き込むのも悪くないかも。

こちらはロビーから撮影した滑走路の様子です。今回私たちが搭乗する飛行機も見えています。

搭乗時間になりいよいよ乗り込みます!

ゲートを通過してまずはボーディングブリッジでいったん地上に降り立ちます。そこから歩いて飛行機まで乗り込みます。

普段は飛行機をこんなに間近で見られないので、実はこれが都会の空港にはない1つの魅力だったりして。

すげえ迫力!他の人に迷惑にならない程度に写真を数枚パシャリ。夕暮れのマジックアワーと重なり、とてもきれいな景色です。

他の乗客も写真を撮っていたりして結構自由な雰囲気でした。地方空港のこういう緩い感じも良いですよね。

DHC8-Q400のフライト紹介

今回の座席は左後方窓側の15Aになります。シートピッチは拳3つくらいの隙間があり小さい機体にしては広い印象でした。座席ポケットには安全のしおりが入っていました。

こちらは通路から写真を撮りましたが座席が比較的広いとはいえ、上の空間はかなり狭く、窓側で立つことはできそうもありません。

この日の搭乗率は6~7割といったところ。日曜日の最終便なので観光帰りの乗客が多めでした。それでも地元の方と思われる人も何人かいたので、しっかりと離島のインフラとして利用されている印象もあります。

周囲も暗くなりかけたころ、いよいよ離陸サインが点灯。プロペラ機特有の羽音を立てて飛び立ち、すぐに海の景色へと移り変わります。

雲を突き抜ければ、穏やかな雲の波が広がっていました。機内ドリンクサービスはしっかりと用意されており、果てしなく広がる水平線を眺めながらオニオンスープを飲み干します。

フライト中は機体が大きく揺れることもなく順調に進み、離陸してから15分後には着陸サインが出ます。

機体は無事に福岡空港に着陸し、降機した後はバスでターミナルへ。

五島におけるインフラ路線として活躍しているANA DHC8-Q400

今回は五島福江→福岡のフライトの様子を紹介しました。

時間が夕方のため外の様子が見れなかったのが残念でしたが、地上からのプロペラ機の様子は迫力がありましたね。

また地元民も結構乗っていたことから、離島における飛行機が街へ出るためのインフラ路線として使われている印象を受けました。

長崎へ向かう場合はフェリーでも良いのでしょうが、福岡へ行く場合はフェリーだと時間がかかるため、飛行機を使うのでしょうね。

短距離フライトのためゆっくりすることはできませんでしたが、離島ならではの緩い雰囲気や、空港なのに忙しくない感じがするのは離島ならではだと感じました。

今後も各地への搭乗記や空港の様子を紹介していく予定ですので、引き続き応援してくれると嬉しいです。

過去の搭乗機はこちらから↓

目次