先日、東北在住の友人が九州に来たので、週末に熊本~大分を1泊2日で回ってきました。
その時お世話になったホテルが今回紹介する「JR九州ホテル ブラッサム大分」。
このホテルにした理由は以下の3つです。
- 大分駅直結でアクセス抜群の立地!繁華街も徒歩圏内
- 絶景のスカイスパ!地上80mの露天風呂やサウナ付き
- 駐車場が大分駅に併設されている
大分駅付近でホテルを探している方や、車で来たけど夜は繁華街で飲み歩きたい方にもおすすめのホテルです。
チェックイン
エントランス・ロビー
エントランスは駅直結のアミュプラザ8階にあるので、大分駅北口から出てすぐ横にあるエレベーターで向かいます。
8階のロビーは統一された内装で小綺麗にまとまっており、フロントでチェックインの手続きを行います。ぬくもりのあるレトロな内装はJR九州らしい感じがして個人的にこのデザインは好きですね。
客室階には専用エレベーターでアクセスするようで、アメニティはコーナーから各自で持参するタイプでした。
客室フロア
客室フロアは9~18階で、今回の客室は18階(最上階!)です。
エレベーターで18階に上がると、レトロ感のある明るくも落ち着いた内装で出迎えてくれます。
寝台列車をイメージしているのか、案内板やドア横のランプなどのデザインで雰囲気を醸し出していますね。
スタンダードダブルルームの客室レビュー
お部屋はスタンダードダブルルームです。最も客室数が多い部屋なので、このホテルの部屋の基準として参考になると思います。
ベッドルーム
こちらがスタンダードダブルの部屋になります。広さは19~20㎡なので一般的なビジネスホテルよりは大きめですし、2人利用でも問題なさそうですね。
レトロ調のランプや障子が温もりのある客室を演出していて、特徴的で良いデザイン!
ちなみに、このホテルデザインはJR九州の豪華寝台列車なども手掛けている三戸岡鋭治さんです。どおりで似ているわけですね。
ベッドサイズは140~160cm×200cmで、大人2人でも充分な広さ!アメリカ・サータ社製のポケットコイルマットレスベッドを使用しており、寝心地は良かったですよ。
大小2つある枕は硬さが違うので、好みに合わせて使い分けられました。(大は柔らかく、小は芯のある硬めな感じ)
ベッドの上にある作務衣は部屋と温泉で利用でき、セパレートタイプなので動きやすくて良いですね。
ベッドサイドには独立した照明とコンセントが付いたテーブルが両側に付いています。1人で気兼ねなく利用できるので、こういった細かな気遣いは結構嬉しいポイント!
デスク
椅子付きのデスクは1つのみで、テレビやミネラルウォーターが置かれています。そこそこ奥行きもあるので、パソコン作業もできそうな感じ。
デスク下にはティーセットや冷蔵庫があり、冷蔵庫は冷蔵・冷凍が一体となっているので氷やアイスの保存は厳しそうです。ティーセットにはオリジナルのドリップコーヒーも。
テレビはインフォメーション内臓で、温泉や朝食会場の混雑状況も確認できます。
ルームビュー
部屋からの眺望は大分市内を広く確認でき、遠くには別府湾も見えます。周囲に高い建物がないため、かなり遠くまで見渡すことができますね。
遠くに見える日本製鉄大分工場の煙突から煙が立ち昇りながら、朝日が差し込んでくる様子は印象的に残りました。
バスルーム
バスルームはユニットバスで、シンプルで広めな空間になっています。
アメニティは歯ブラシとシャンプー類、ドライヤーと最低限のみ。シャンプー類はポーラのシャワーブレイクシリーズで統一されています。
浴槽は脚を少し伸ばせる程度の大きさで、脚を伸ばして全身お湯に浸かるのは厳しそう。
その他
コンセント
- ベッドサイド・・・2
- デスク・・・・・・1
- バスルーム・・・・1
防音性
隣の部屋や廊下から音は聞こえなく、18階なので外からの騒音も一切なし
Wi-Fiスピード
CITY SPA てんくうの絶景露天風呂で癒される
宿泊者は19~21階にある温泉施設「CITY SPA てんくう」も利用することができます。実はこの施設、大分県だけに留まらず全国のサウナファンが訪れたいサウナとしても有名なのです。
詳細はこちらの記事でお伝えしているので、今回は簡単な感想を書いていきます。
脱衣所および大浴場は写真撮影禁止のため、写真は公式サイトから引用しているものも含まれます。
受付~大浴場
受付は19階で行います。受付フロアは材木を利用した高級感のあるモダンな造りで、テンションが上がってくる!
バスタオルとロッカーのカギを持って大浴場のある20階に昇り、脱衣所で早速着替えてきます。脱衣所も個別のロッカーで余裕があるので、着替えやすかったです。
シャワーや内湯
浴場に入り、まず目に見えてくるのが大分市内を見渡せるこの眺望です。
https://www.jrk-hotels.co.jp/Oita/
地下700mから汲み上げた「大深度地熱温泉(古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水)」らしく、少しとろとろした泉質ですね。
すでにこれだけで満足できそう。。。
サウナ
サウナはドライとスチームの2種類あり、ドライサウナはウッドデザインの洗練された雰囲気です。窓が付いているので景色を堪能したり、テレビを見ながらぼーっと過ごしたり自由に過ごせます。
https://www.jrk-hotels.co.jp/Oita/
https://www.jrk-hotels.co.jp/Oita/
水風呂は15℃と絶妙な温度で火照った体を冷ましたら、気持ちよく21階にある外気浴スペースに行きましょう。
21階の露天風呂と外気浴
20階にある絶景への階段を上るとそこには、、、
どーーーん!
https://www.jrk-hotels.co.jp/Oita/
これ、最高じゃないですか?地上80mからの絶景と圧倒的な解放感・・・!
露天風呂は内湯と同じ天然温泉に加え、高濃度炭酸泉も。この炭酸泉も心地よいバブルの量で冗談抜きで1時間は入れそうな気持よさ。
周囲に遮る建物もないため、別府湾からの優しい海風が突き抜けてきます。この外気浴はさぞ気持ちの良いものになるでしょう。
「いつまでもここに居たい。」そう思わせる充実ぶりでした。
入浴後
温泉でリフレッシュしたら、カフェバーてんくうへ。23時まで空いているので夜遅くでも安心。
大分の夜景を眺めながら、氷点下まで冷えたかぼすフリージングハイボールをいただきます。カウンター席もあるので、1人利用でも問題なし。
なお料金は全て手元のリストバンドで管理されており、その場では支払わず後から受付で一括清算する方式です。
軽食やご当地ドリンクがあるので小腹が空いたときにもおすすめの場所です。
総じて満足度の高い温泉でした。また来たいですね。
朝食
朝食は8階のレストラン「庭の食卓・四季」で食べられます。
今回は利用しませんでしたが、ブッフェ形式で九州の食材を利用した様々な料理があるようです。雰囲気も開放的でゆったりと朝食を取れそうですね。
次回来るときは朝食も付けておきますね。
JR九州ホテル ブラッサム大分の周辺情報
ホテルは大分駅直結のため、食べ物や買い物には困らないでしょう。コンビニも大分駅の中にありました。
朝食を食べなかった方にお勧めなのが、大分駅の中にあるベーカリー「トランドール」です。九州発のベーカリーで大分県内の店舗は、この大分駅前店のみ!
しかも6:30から開店しているので、他のお店が閉まっているなかでありがたい存在です。
おすすめはパニーニ・ベーコン&トマト。平焼きのパン生地で挟んだベーコンとトマト、キャベツなどがサクサクで美味しかった。170円とお手頃な価格なのも良いですね。
夕食はとり天を食べたいと思い、徒歩5分以内のレストラン「あんとれ」へ。
とり天はしっとり系のあっさりした衣で重くなく、ほくほくした食感が美味しい!洋食レストランなのでサイコロステーキなどもあり雰囲気も相まってとても良い夕食になりました。
JR九州ホテル ブラッサム大分のアクセス
何度も書いている通り、JR大分駅北口に直結しているので駅から徒歩0分の立地です。
鉄道はもちろんのこと、駅前のロータリーから路線バスも出ているので、別府や湯布院などへのアクセスにも便利です。
車で来ている方は大分駅に併設されているJRおおいたシティ内の駐車場に停めます。
JRおおいたシティには第1・2・3駐車場まであるので好きなところに停められますが、第1駐車場5~7階の東側に停めるとホテルにさらに近く便利です。(駐車料金は1泊1,000円)
https://www.jrk-hotels.co.jp/Oita/
JR九州ホテル ブラッサム大分のレビューまとめ
大分駅前という抜群の立地ながら、立派な温泉施設があり「おんせん県 大分」としての底力を見た気がしました。
JR九州系列のホテルなので、内装へのJR九州らしさに対するこだわりや接客もしっかりしていましたし、リピートしたいなと思うホテルでした。
特に素晴らしいのはやはり「CITY SPA てんくう」でしたね。外来でも料金を支払えば利用できますので、サウナ目当てで訪れるのも悪くないかも。