現代において欠かせないサービスとなったサブスクリプションサービス(以下サブスク)。
要は定額の課金システムなのですが、あまりにも現代社会に染み込みすぎて、どこを見てもサブスクサブスク。挙句の果てに家のサブスクなんてものあったりします。
このブログを見ている方もサブスクサービスの1つや2つは入っていると思います。当ブログも毎月ドメイン代・サーバー代を支払って、さらに毎月数千円はかかる固定回線(というか私の場合はホームルーターだけども)でネットに繋いでようやくこのブログが皆さんの画面に届くわけ。
そんなサブスクサービスも単体なら安く感じますけど塵も積もればなんとやら、毎月500円のサブスクも10個加入したら年間6万円!
それが自分にとって本当に価値あるサブスクなら問題ないですが、価値のないものに支払っていては金を毎月どぶに捨てるようなもの。
そんなわけで賢くサブスクを使うために改めて自分が使っているサブスクを振り返り、本当に価値があったのか、そして今後も使い続けるべきなのか考察していこうと思います。
サブスクは便利すぎるが故にユーザーの賢い立ち回りが求められる
前提としてサブスクは便利なサービスであることは間違いないです。ユーザーにとっても企業にとっても。
ユーザーとしては月額たったの数百円で様々なサービスを体験することができるし、企業としてはそのサービスを気に入ってもらえれば安定して毎月数百円の利益が手に入るシステムです。
サブスクの罠に引っかからないようにしよう
しかしその数百円という気軽さ故に、いつまでもなんとなく使い続けてしまうのがサブスクの罠なんです。つまり自分にとってはもはや価値のないサービスなのに、企業に搾取されている構造。
皆さんももう使っていないのに、なんとなく入っているサービスありませんか?動画配信サービス・雑誌やマンガ読み放題・ゲームの定額課金・・・
私の場合は使っていないゲームのオンラインアカウントを年間契約しており、数千円の無駄な出費をすることに。。。
また、最近は製品購入時にサブスクサービスの加入を勧めてくるものもあります。購入した時のテンションに任せてサブスク契約してしまうと後で必ず後悔しますよ。
サブスクの解約が面倒な場合も
そしてサブスクを解約しようとしても簡単には解約させてくれない企業側との闘いがあるわけです。まずどこに解約のページがあるのか分かりづらいことが多いです。
そして解約を思いとどまらせるためのポップアップメッセージを何度も送ってきます。楽天お前のことやぞ。。。
利用しているサブスク
前置きが長くなりましたが、ここからは私が現在利用しているサブスクを紹介していきます。
- docomo home5G(3,850円/月)
- Conoha WING(1,090円/月)
- ブログドメイン(1,400円/年)
- マネーフォワード(5,300円/年)
- Amazon Prime(5,900円/年)
- Spotify(980円/月)
- Lightroom(1,080円/月)
- J-westカード(1,100円/年)
- タイムズカーシェア(880円/月)
合計すると年間108,260円=月間9,021円。
年間10万円、月間で9,000円以上を支払っているわけですね。サブスク恐るべし・・・
いずれも必要なサービスだと思っているのですが、これだけの金額を使っているともう少し厳選しても良いのでは?という気もします。特に娯楽関係は削った方がいいですね。
大まかにカテゴリー分けしていきましょう
ネット・ブログ関連
docomo home5Gは自宅のネット回線として利用しています。ホームルーターの印象があまり良くなかったものの、本当にコンセントを挿すだけだし、速度も下り常時80Mbpsは出ています。
転勤族なので引っ越しの度に回線工事をする手間もかからず、今のところはかなり気に入っています。通常は月額税込み4,950円ですがドコモユーザーなので3,850円で済んでいるのも大きいです。
conoha wingとドメイン代はブログ運営に欠かせない役割です。どちらも特に大きな不満はないのでこれからもお世話になる予定。
マネーフォワード
マネーフォワードは家計簿や資産管理として活用しています。数年前に資産形成やお金の管理にこだわり始め、自分の支出を把握するために導入しました。
実際に資産状況や支出を把握できたのでこのアプリにはとても感謝していますが、年間5,300円は少し高い。。。そして課金しているならpaypayにはせめて対応してくれ。
おそらく今後も使い続けますが、費用対効果はあまり高くないのが正直なところ。支出を把握したところで抑制できている気がしないんですよね。
娯楽・交通
Amazon Prime
Amazon Primeは配送料無料と翌日配送が大きいです。しかも映画見放題が付いているので、費用対効果は相当高いはず。しかし今年から値上げが実施され、年会費が4,900円→5,900円になりました。
それでもサービスが神クオリティですし、月額500円ならまだ安いと判断。映画はそこまで見ないので、現状のラインナップで充分だし、映画のサブスクも担っていると思えば、月額1,000円になるまでは使い続けるかな。
Spotify
私の音楽環境に革命を起こした神アプリ。このアプリにすべての音楽を集約させることで、CDやiTunesなどは全て消え失せました。
spotifyの特徴はとにかくレコメンド機能と楽曲の豊富さにあると思います。初期は洋楽中心で邦楽は壊滅状態でしたが、現在は邦楽も豊富に取り揃え、国内のライバルはほぼ駆逐したのではないでしょうか。
2016年ごろから利用し始めて現在も、そしてこれからも使い続ける予定です。
Lightroom
ブログ関連に入れようか迷いましたが、ブログにアップするときの写真を整理する&ウォーターマーク(透かし)を付けるために導入しました。
ブログを始めてから写真枚数が飛躍的に上昇したこともあり、iPhoneだけでは容量と整理が間に合わず導入を決意。一眼レフも購入したので余計に容量と枚数が多くなったことも理由です。
使い心地は慣れれば悪くないですし、目的は達成されているもののコスパは悪いです。写真整理のためだけに、月額1,000円超えるのはかなり痛手ですね。月額500円前後であれば心理的ハードルはグッと下がるんですけどね。
J-WESTカード&タイムズカーシェア
J-WESTカードは大阪に引っ越したタイミングで新たに導入しました。このカードを使えば新幹線の料金が安くなったり予約の融通が利きやすくなったりします。
彼女と遠距離であることや仕事の出張で移動が多くなるだろうと思い導入を決意、3回くらい乗車すれば元は取れそうなので、移動が多い人は入るべき。
タイムズカーシェアは大学生のころから使い続け、現在は総走行距離8,000㎞ほど。東京→福岡→大阪とマイカーを持つほどではない大都市に住んできた私にとって、車を気軽に使えるタイムズカーシェアはありがたい。
しかも学生なら入会してから4年間は月額料金が通常880円のところ無料なので、学生なら必ず入るべきサブスク。
今後もマイカーを持たないならサブスクは続ける予定。ただ基本的に利用料金は長距離になるほどコスパは悪くなるので、レンタカーと上手く使い分けようと思います。
使わなくなったサブスク
ここからは以前まで使っていたサブスクをいくつか紹介してみましょう。
PlayStation Plus&ニンテンドーオンライン
いずれもゲーム関連でプレステはオンラインゲーム(APEXやBFなど)するならサブスク加入が必須です。私もPS4を購入し、BF4を始めたことをきっかけにずっと加入していました。
後悔は全くしていませんが、単純にゲームの優先度が下がったため2022年に解約しました。今までありがとうソニー。また暇になったら加入するかも。
ニンテンドーオンラインはとりあえず加入したものの、桃鉄やパワプロ、信長の野望などオンラインを必要としないゲームばかりだったので、すぐに解約しました。
radiko
ラジオのサブスク。月額300円と安いですが機能がイマイチなんですよね。マジで。
その理由は聞き放題ではない&視聴期限が1週間であること。
課金させるならせめて聞き放題させてほしいし、そもそもUIの使い勝手が悪いです。個人的にラジオは好きですし、応援していますがサブスク全盛期においてradikoはあらゆる点において完成度が低い。
タイムシフト機能で後から聴取することはできるのですが、有料版も無料版も1週間が期限のためせめて有料版なら過去1年分が聞けるとかどうでしょうか。
Fantia
同人系のサブスク。高すぎ。
ユーザーを舐めているとしか思えない価格設定で、作品を見るのに5,000円くらいはかかりました。いや分かるけどさあ、足元見過ぎですよ。
一応補足しておくと、動画投稿者が価格設定しているので運営はあまり悪くないかも。ただ仕組みが分かりづらく、ユーザーは月額会員になった上で、バックナンバーや商品を購入するので相当コスパは悪いです。
皮肉にもFantiaのおかげでFanzaの好感度はかなり上がりました。伝われ。。。
サブスクは使い方次第で毒にも薬にもなる。でも多くの場合は毒。
今回の振り返りで総合的には満足しているつもり。ただ少額課金制のサブスクは年間の支出を意識して、場合によっては使い分ける必要があると感じます。
特に娯楽系のサブスクは本当に気を付けないといつの間にか出費が多くなってそう。現在加入しているサブスクも定期的に見直して固定費の支出を少しでも抑えたいものです。特にLightroomは代替アプリがあれば乗り換えするかも。
この記事が少しでも支出の無駄を見直すきっかけになれば幸いです。