高松自動車道/津田の松原サービスエリアを徹底レビュー!うどん県ならではのグルメやおすすめのお土産も。

こんにちは、kodaxです。

今回は津田の松原サービスエリア(以下、津田の松原SA)を徹底レビューしていきます。

下り線なら香川県内で最初に通過するSAになり、香川県らしくうどん屋さんもありました。コンビニやすき家などがありながら、緑地もあり休憩にピッタリなSAです。

こんな人にオススメ!

・津田の松原SAの様子を知りたい!
・香川県ならではのSAを探している
・本格的なうどんを食べられるSAはどこ?

まずは結論から!

この記事の結論!
  • 津田の松原SAは香川県さぬき市にある高松自動車道のサービスエリア
  • 施設の目新しさはないが、敷地は広くガソリンスタンドやコンビニ、牛丼屋も備えており利便性が高い
  • 本場の讃岐うどんや鳴門金時を使用したグルメを楽しめ、名所「津田の松原」にはSAから10分程度
目次

津田の松原SAとは?

基本情報

津田の松原SAは2001年に開業した香川県のサービスエリアです。高松自動車道に所属しており、上下線にSAが設置されています。開業以降から株式会社さぬき市SA公社が管理運営しているため、NEXCO西日本の管理下ではなく、NEXCO西日本のサイトには簡易的な情報掲示に留まっています。

所在地

津田の松原SAは香川県さぬき市に設置されています。さぬき市は2002年の「平成の大合併」によって誕生し、人口は約45,000人です。県庁所在地の高松市から約15kmと都市部が近くにありながら、北部は瀬戸内海、南部にはさぬき山脈が広がる自然豊かな地域です。

さぬき市には四国お遍路88か所の86~88番まで点在しており、海岸にある86番の志度寺~山麓の88番までは遍路道として古来より交易の道としても活用されてきました。86番の志度寺、87番の長尾寺には門前町も造られていて、歴史を感じさせる地域になっています。

SAの名前にもなっている「津田の松原」は、さぬき市にある県立琴林公園の通称として知られている場所です。敷地内には無数の松が道沿いに続き、その先に広がる透き通った海は瀬戸内らしい穏やかさがあります。

津田の松原SAの最寄りである津田東ICから車で約10分で行くことができます。夏には海水浴場にもなるため、散歩や海を満喫した後に津田の松原SAで休憩するなんて使い方もおすすめです。

所属路線

所属路線は高松自動車道(以下、高松道)です。高松自動車道は徳島県鳴門市~愛媛県四国中央市を結んでおり、香川県を横断するように敷かれています。高松道は総延長124kmで2003年に全線開通し、2019年に全線4車線化を実現しました。

それまで高松東IC以西は4車線でしたが、高松~鳴門間は暫定2車線だったのです。10年の歳月をかけて、2019年にようやく4車線が実現されました。これにより高松から徳島県、ひいては淡路島を経由した京阪神方面へのアクセスが各段に便利になりました。

私自身も実際に走行してみたところ、4車線化になっているためか渋滞を感じることは無く、かなり快適に走行できる区間だったと感じました。

周辺交通量は高松道のさぬき豊中IC~大野原IC間で約22,000台/日、瀬戸中央道の児島IC~坂出北ICで約22,000台/日となっています。同じく四国地域の交通量が1万台を割っていることを踏まえると、四国の中ではかなり交通量が多い区間と言えそうです。

エリアマップ

津田の松原SAの全体マップは以下の通りです。ショップの横に公園が敷設されていますね。

株式会社さぬき市SA公社HPより引用
https://www.sanuki-sa.jp/kudari/index.php

津田の松原SAの施設情報

外観

外観はかなり横幅が広く、ファミリーマートやすき家も併設されているのが分かります。敷地はそこそこ大きく、左側には緑地も広がっています。

パーキング

手前に小型車の駐車スペースが設置され、大型車のほか特大車も駐車可能です。こちらも横長の構造で奥行きはあまり無いですね。緑地内にも小型車が8台停められます。

トイレ

トイレは最新式ではないですが、特に不便に感じる点はありません。ある程度は清潔に保たれている印象です。冬季も冷水しか出ない点は要注意。(最近は冬季でも温水が出る洗面台増えましたよね)

津田の松原SAのショッピング・グルメ

ショッピングコーナー

ショップには香川だけでなく四国各地のお土産が並んでいました。それでも香川=うどん県らしく、讃岐うどんのコーナーが設けられています。生うどん用やぶっかけうどん用などに始まり様々な用途に合わせたうどんが揃えられているため、見ているだけで楽しいですね。

他にも高級和菓子に使用される和三盆や徳島県の名産鳴門金時パイなどがありました。

軽食コーナーは讃岐うどんを食べるのがオススメ!

軽食コーナーおよびフードコートには、香川県らしくセルフ式のうどん屋さんとスナックコーナーがありました。私も実際にうどんを食べてみました!福岡とのうどんとはどこら辺が違うのか、比較しながらレポートしていきます。

フードコートは混雑しておらず、1人でも気兼ねなく利用できる雰囲気でした。        

讃岐うどん「あなぶき家」

讃岐うどん「あなぶき家」は上下線ともに営業しており、もともとは本州と四国を結ぶ連絡船で営業していました。時代が変わり現在は当SAのみで営業を続けているようです。讃岐うどんの特徴である強いコシと角のある麺が人気とのこと。

メニュー

うどんのメニューは定番のかけ・ざる・カレーなどがあり、西日本名物のかしわや鶏皮うどんなどもありました。価格\300~\700程度なので特別安くはないですが、SAで手軽に讃岐うどんを食べられることを考えると選択肢としては悪くないと思います。

今回は「かけうどん」を選び、そのまま注文して天ぷらやおにぎりコーナーを通過してレジへ。手慣れた手つきでうどんが提供され、出汁はセルフ方式です。薬味もセルフなので好きなだけ盛り付けられますね!

完成したのがこちらの「かけうどん」!
シンプルだけど美味しそうな見た目で、食欲がそそられます。

まずはスープから。あっさりとした味わいですが、まろやかな甘みのあるスープが美味しいです!麺は讃岐うどんの特徴であるコシの強さをしっかりと感じられます。出汁との相性が良く、食べ進めるスピードも速くなってしまいますね。

SAでこのクオリティなら充分満足できると思います。薬味も食べ放題なので、お好みの味付けにできるのも良いですね。ごちそうさまでした。

軽食コーナー

軽食コーナーには基本的な定食からご当地グルメ、ソフトクリームなどがあります。全体的に値段は高めですが、四国のグルメを楽しむときには使ってみるのも良いかもしれません。

香川県らしく?「肉うどんバーガー」などもあります。しっかりと味付けされたお肉に、あなぶき家のいりこだしが染み込んだうどんが付いたご当地バーガーでスタッフに聞いたところ意外と好評とのこと。ネギや天かすも付いており、見た目のインパクトと食感の楽しさは確かに観光客には受けそう。次回は食べてみたいなあ。

SAオリジナルグルメとして、骨付き鶏コロッケや和三盆ソフトクリームもあり気軽に食べられるグルメが揃っているのは旅情があっていいですね。ただ、やはり値段はSA並みといったところなのでもう少し安いとうれしいなあ。

津田の松原SAにはすき家とファミリーマートも併設!

うどんや軽食の他にファミリーマートやすき家も併設されています。日常的にこのSAを使用する方にはかなり便利な存在になりそうです。

日中はテイクアウトコーナーも営業しており、鳴門金時イモを揚げた「かりんとまんじゅう」が特に美味しそう!1個¥100なのもお手頃価格で嬉しいポイント!

ガソリンスタンドは出光興産が運営しており、営業時間は通常7:00~20:00です。

上下線ともに一般道からアクセス可能で、詳しい行き方はこちらの「さぬき市再発見ブログ 遊びの達人」様で紹介しています。

フロアマップ
あなぶきエンタープライズ様より引用

津田の松原SAは本場の讃岐うどんグルメや四国土産が充実!

今回は津田の松原SAを紹介しました。本場の讃岐うどんが楽しめ、ご当地グルメも充実しているので食べ物だけでも旅情が感じられる魅力的なSAでしたね。

ファミリーマートやすき家も併設され、ガソリンスタンドも営業しているためSAとしてはしっかりと整備されている印象です。名所「津田の松原」も近いので、その前後にこのSAで食事や休憩を取っていくのも良いですね。

それでは最後にもう一度まとめます。

この記事の結論!
  • 津田の松原SAは香川県さぬき市にある高松自動車道のサービスエリア
  • 施設の目新しさはないが、敷地は広くガソリンスタンドやコンビニ、牛丼屋も備えており利便性が高い
  • 本場の讃岐うどんや鳴門金時を使用したグルメを楽しめ、名所「津田の松原」にはSAから10分程度

各種インフォメーション

所在地香川県さぬき市
津田町鶴羽939-1
パーキング特大車:2/大型車:32
小型車:73/身障者用:2
トイレ男大:3/男小:8/女:14/
身障者用:1
ガソリンスタンド出光興産 7:00~20:00
公式サイトhttps://www.sanuki-sa.jp/kudari/index.php
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