東横イン初のリゾート型ホテル「東横イン対馬比田勝」宿泊レビュー!

離島旅行は素晴らしい思い出になりますが、どうしても都市部への旅行と比べてネックなのが2つあります。それが宿泊場所と飲食店です。

先日対馬旅行をした際もホテルの選択肢が少なく、少し困りました。対馬では2泊しましたが、どちらも東横インに宿泊しました。

結論から述べると使い勝手は抜群に良かったです。ただの東横インかと思いきや、リゾート感あふれるホテルで私も快適な滞在ができました。

今回は東横イン対馬比田勝の宿泊レビューをお届けします!

こんな人にオススメ!

・対馬でお手頃なホテルを探している
・民宿や旅館ではなく清潔なホテルが良い
・駐車場のあるホテルを希望

対馬のホテルなら東横インで間違いないと思います。

この記事の結論!

・2019年に開業した東横イン初のリゾート型ホテル

・無料の食事サービスや送迎手配など充実したサービスがありつつ、ビジホ並みの価格で宿泊可能!

・周辺のアクセスが悪く、飲食店などがある比田勝中心部に行くには車が必須な点は注意!

目次

東横イン対馬比田勝にチェックイン

エントランス

エントランスは駐車場直結で歩いてすぐの場所にあります。横には本日の宿泊価格が客室ごとに表示されていました。

フロント・ロビー

フロントは3名は捌けるカウンター式で、スタッフは2名以上いました。チェックイン/チェックアウトは全てスタッフが対応しています。

ロビーはソファ・テーブルが10組ほど用意されており、東横インではかなり余裕を持って造られている印象です。

アメニティはフロント横にあるアメニティコーナーに置かれているため、必要なものを持って部屋へ向かいましょう。基本的なアメニティはここで揃えられます。ルームウェアも自動販売機横に置かれています。

客室フロア

客室フロアはエレベーターを中心に両サイドに客室が配置されています。客室数はフロア全体で38組です。

客室フロアはシンプルですが明るい雰囲気ですね。

今回は5階の501号室でした。カードキーを使用して入室します。

東横イン対馬比田勝の客室レビュー

ベッドルーム

今回宿泊した部屋はシングルルームで、広さは12.37㎡です。入室した左側にベッドとデスクが配置されています。

コンパクトな造りですがキャリーケースを広げることはできるため、宿泊に特化するなら充分な広さです。

ベッドは150cmで東横インの標準的な大きさです。1人で寝るなら充分な広さ!

ベッド自体は比較的硬めとなっており、低反発が効いていました。

ベッドサイドには読書灯・照明スイッチ・コンセント(USB-A)が付き、リモコンなどが置けるスペースもありますね。こういった設備は最近できた東横インのホテルでは標準になってきています。便利なのでどんどん広がってほしい。

ルームビュー

部屋からの景色は、絶景のオーシャンビュー!ではなく駐車場側なので特に感想無し。運が良ければ敷地内の厩舎にいる対州馬を見られるかも!(今回は見られませんでした・・・)

オーシャンビューが希望であれば、プランでも用意されているので予約時にしっかりと確認しましょう!

デスク

デスクにはケトル、ドライヤーの他にティッシュやリモコン等の備品が置かれています。ホテル設備や朝食の案内が書かれたシートも。最低限の備品は揃っている印象ですね。

デスク下には冷蔵庫があり、ペットボトルや缶などが数本入る程度の広さです。簡易的な冷凍スペースもありますが、かなり小さいためアイスなどは厳しいでしょう。

バスルーム

バスルームはユニットバス形式で、標準的なビジネスホテルの広さです。

トイレはウォシュレット付きで、快適に使用できました。

浴槽は脚を伸ばせるほどの広さではないため、ここはビジホ並みの設備といったところ。楕円形に作られているため、横幅はやや広いです。

アメニティ

アメニティはコップ1つに、バスタオル・タオル1セットのみと、かなり簡素化されています。必要なアメニティは1Fのフロント横で必ずもらうようにしましょう。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープは花王製で統一されています。癖もなく万人向けの使用感でした。

その他

コンセント

コンセントはベッドサイドに1つとデスクに1つの計2つ付いています。

USB-Aタイプはベッドサイドに1つあります。

防音性

周囲には建物や繁華街がなく、外からの騒音は感じませんでした。隣の部屋の物音やフロア内でうるさく感じることは無かったです。

Wi-Fi速度

Wi-Fiは各部屋についており、テレビのインフォメーションにID・パスワードが書かれています。Wi-Fi速度も常時20Mbpsは出ているため、動画やネット閲覧は快適にできます。

東横イン対馬比田勝は夕食で無料のカレー食べ放題!

このホテル独自のサービスとして、夕食の時間帯である18:00~20:00には8階の朝食会場でカレーライスが提供されます。しかも無料!

カレーは具材も多く入っており、出来立てでしっかりと美味しいです。ベースの味付けは少しだけ辛い味付けとなっており、飲んだ後の〆とかには最高に合いそうです。もちろん夕食としてしっかりと食べられるボリュームで、足りない場合はおかわりも可能です。

テイクアウトも可能なので、部屋で食べたい場合は活用してみてください。

スタッフの方にカレーサービスをしている理由を聞いたところ、周辺に飲食店がないためお腹を空かせた宿泊者をもてなすために提供しているようです。

確かにホテルから比田勝中心部までは車で行く必要があるため、徒歩では行けるところがないんですよね。実は私もその1人だったので、こういったサービスがあり本当に助かりました。

しかも8階にあるため、眺望も素晴らしくリゾート気分でカレーを食べられる不思議な体験ができました笑

東横イン対馬比田勝の朝食

無料の朝食サービスも6:30~9:00で提供されています。今回は早朝の出発だったため、パスしました。

8階から大海原を眺めながらの朝食はかなり良さそうなので、次回は利用したいですね。

館内設備

先ほど紹介したロビーには自動販売機があり、軽食や飲み物は一通り揃っています。

地味に飲み物の値段が100円~130円でかなり安く設定されています。これも周辺にコンビニがないため、買いやすい値段にしているのでしょうか。

電子レンジは1台設置され、パソコン・プリンターもあります。

東横イン対馬比田勝の周辺情報

先述したとおり周辺には飲食店などがないため、夕食はホテル内で済ませるか比田勝港周辺に行って食べるのがオススメです。

比田勝に行くときは自家用車か、事前に予約すればホテル~比田勝港を移動する無料の送迎バスがあります。

今回は予約していなかったため行けませんでしたが、夕食で海鮮系を探しているなら「すし処 慎一」がおすすめです。対馬産の魚を中心にお寿司や海鮮系の和食を提供しています。次回はここに寄ってみたいですね。ホテルから距離があるため、車移動は必須です!

ホテル敷地には対馬原産の「対州馬」が飼われており、運が良ければグラウンドを駆け回っている姿を見られたり、餌やりができるかもしれません。

三宇田浜海水浴場

こちらの三宇田浜海水浴場はホテルから徒歩5分程度で行けます。

平成8年に「日本の渚・百選」に選ばれているだけあって、白い砂浜に加え、海も穏やかなエメラルドブルーで風光明媚な海水浴場です。人も少ないので、ここで静かに過ごすのも良いですね。

上対馬温泉渚の湯

ホテルのすぐ横にある温泉です。海を一望できる露天風呂があり、値段は600円です。

10:00~21:00まで営業しており、徒歩で行けるので時間があれば寄ってみてもいいかも。

殿崎公園

車で5分ほど走ると殿崎公園に到着します。

こちらには日露戦争時の日本海海戦記念碑や日ロ友好の丘があります。実は日本海海戦は対馬近海で起こっており、外国では「バトル・オブ・ツシマ」と呼ばれるほどの知名度を誇ります。

昨今の情勢を踏まえると複雑な感情になりますが、対馬の歴史に思いを馳せるのも悪くないでしょう。

東横イン対馬比田勝のアクセス

アクセス

東横イン対馬比田勝には車もしくは送迎バスでアクセス可能です。

対馬空港から100分、比田勝港から10分で到着します。

送迎バスの時刻表は公式サイトで確認できます。

送迎バス時刻表:https://www.toyoko-inn.com/feature/pickup/other/hitakatsu

駐車場

収容台数:77台

平面駐車場で、宿泊者は無料で駐車できます。

東横イン対馬比田勝のレビューまとめ

東横イン初のリゾート型ホテルとして、風光明媚な対馬近海を一望できる東横イン対馬比田勝。

ホテル周辺の飲食店の少なさやアクセスの悪さは気になりますが、無料の夕食サービスや送迎バスの手配、自動販売機の設置などでカバーしている印象です。

手頃な値段で泊まれますので、対馬旅行の時に参考にしてみてください!

この記事の結論!

・2019年に開業した東横イン初のリゾート型ホテル

・無料の食事サービスや送迎手配など充実したサービスがありつつ、ビジホ並みの価格で宿泊可能!

・周辺のアクセスが悪く、飲食店などがある比田勝中心部に行くには車が必須な点は注意!

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