九州自動車道/玉名パーキングエリアを徹底レビュー!名物焼きそばや玉チーズ饅頭等のグルメも紹介

こんにちは、kodaxです。

今回は玉名パーキングエリア(以下、玉名PA)を紹介します。

下り線で熊本方面に進むと最初に通過するPAがこの玉名PAです。名物グルメの焼きそばや玉名ラーメンなど個性的なグルメも多く食事休憩でもオススメできます。

こんな人にオススメ!

・玉名PAの施設はどんな感じ?
・ご当地グルメや名物を堪能したい!

この記事の結論!
  • 玉名PAは熊本県南関町にある九州自動車道のパーキングエリア
  • NEXCO西日本のブランド「モテナス」で、吉野家やセブンが揃い利便性が高い
  • 名物の焼きそばや玉名ラーメン、玉チーズ饅頭などご当地グルメも多い
目次

玉名PAとは

基本情報

玉名PAは1972年に開業した熊本県のパーキングエリアです。九州自動車道に所属し、上下線に存在しています。2013年に上下線ともに、NEXCO西日本のブランドの1つ「モテナス玉名」にリニューアルオープンしました。

所在地

玉名PAは熊本県玉名郡南関町に位置しています。熊本県には玉名市もありますが、玉名市ではなく南関町に所属しているんです。南関町は熊本県北西部にあり、福岡県との県境に面している町で、人口は令和5年6月時点で約8,800人です。

名前の通り古来より関所が置かれた場所で、町内には「豊前街道南関御茶屋跡」と呼ばれる国指定の史跡があります。参勤交代時に大名が立ち寄り、この御茶屋を利用した記録が残っています。昔は豊前街道の関所として、今は南関インターチェンジがあることから古来より交通の要衝として知られています。

他にも南関町では5月以降からホタルが町内を飛び回り、ホタルの里100選に選ばれた「ホタルの里公園」は、ホタル鑑賞に最適!駐車場や鑑賞広場、トイレなどが整備されている点もおすすめです。

所属路線

所属路線は九州自動車道です。九州自動車道は1971年に開通した鹿児島~熊本~福岡を結ぶ高規格自動車道路!九州の主要都市を繋げており、毎日多くの車両が通行しているその姿はまさに九州の大動脈。

最寄りの南関IC~菊水IC間の24時間交通量は約40,000台です。福岡と熊本の中間にあり、交通量が多く見込まれることから九州でもかなり高い数字となっています。

エリアマップ

玉名PAのエリアマップは以下の通りです。PAとしては平均的な広さで、ショップの他にコンビニも併設しています。

西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社より引用

玉名PAの施設情報

外観

外観はシックな色合いで、落ち着いた雰囲気がありますね。広さはPAとしてはそこそこの規模でしょうか。テラス席も2組ほど置かれているようです。

パーキング

パーキングは小型車が4分の1程度のスペースで、残りを大型車が占めています。休日に訪れたため小型車が多く駐車していました。EV車のチャージスポットも1台設置されていますね。

トイレ

トイレはかなり年季が入っており、洋式トイレの設置数も少なかったです。ただ、掃除はきちんと定期的にされていたので、清潔感は保たれていました。

玉名PAのショッピング・グルメ

ショッピングコーナー

施設内にはショッピングコーナーとフードコートが入っています。ショッピングコーナーはこじんまりとした広さですが、福岡と熊本のお土産を中心に揃っていました。福岡と言ったら、イチゴの「あまおう」が有名なのでそれをモチーフにしたスイーツや明太子等も。

その中でおすすめのお土産はこれ!
玉名PA限定「玉ちーず饅頭」!!

玉ちーず饅頭とは

こちらは熊本県玉名市の地元で有名なお菓子屋さん「肥後節菓熊本 むらた」の看板商品で、玉名PAで1番人気の商品です。同社は和菓子・洋菓子をメインに扱っていますが、この玉チーズ饅頭は大人気で高速道路にはこの玉名PAでしか販売されていないです。

私も実際に購入して食べてみました!

チョコチップの入ったサクサクした生地に、風味のあるクリームチーズがめちゃくちゃ美味い!!

外側はチョコチップの入ったクッキー生地でサクサクとした食感が楽しめ、中はチーズのしっとりした食感で相性は抜群です。甘さも控えられており、何個でもイケそうな感じ。これは美味しいです。ほんとに。

玉名PAでは冷凍・冷蔵で置いてあり、冷凍は3日間保つのでお土産には最適ですね。1人用に冷蔵で1個から半ばしているのもうれしいポイント!冷蔵で買ったばかりだとチーズが硬いので、個人的には少し時間を置いてから食べるのがオススメです。

玉ちーず饅頭は1個 160円、6個入 1,200円、10個入 1,890円です。

不知火はちみつソフト

ショップではソフトクリームも販売しています。

ここで売られている「不知火はちみつソフト」はデコポン果汁を使用したご当地ソフトで、
熊本県にある不知火町は、デコポン発祥の地としても知られています。

実際に食べてみたところ、

デコポンのジューシーな果汁を楽しめて、後味は爽やかな食感で夏にピッタリです。さっぱりとした味わいで甘さはそこまでないですね。はちみつは香り付けで使われているのか、あとから風味が来る感じ!見た目もだいぶ黄色に近い!

後述する濃厚な味付けの名物料理を楽しんだ後のデザートとしてオススメ!

フードコートの2大名物「焼きそば」と「玉名ラーメン」は要チェック

ショッピングコーナーの隣にはフードコートがあります。フードコートというか小さめの食堂の方がイメージとしては近いですね。休日のお昼時だったので、利用客もそこそこ多め。外にはテラスもありました。

私はランチで利用したのでその様子を紹介します。

メニュー

メニューは熊本ラーメンのルーツとされる「新玉名ラーメン」や人気No.1の「目玉焼きそば」などがあります。定番の定食メニューやカレー、麺類もしっかりと揃っていますね。

メニューを選んだら券売機で注文・購入します。今回は「焼きそば」を注文しました。注文後は席について待ちます。結構1人の利用客も多いので、誰でも入りやすい雰囲気でした。

ちなみに目玉焼きそばではなく、焼きそばを注文したのは目玉焼きがそこまで好きではないから笑

焼きそば

そして、こちらが「焼きそば」!
見た目は普通ですが、左のスープと一緒にいただきます!

モチモチの麺と少しスパイシーなソースが絡んで美味しい!スープは少ししょっぱいかな?
ただ、少しインパクトが弱いので人気No.1かと言われると少し疑問です。
個人的には食べ進めるうちに飽きが来るので、肉や野菜などの具材をもう少し増やしてほしいですね。

でも、モチモチの麺は絶妙な柔らかさで味付けも美味しく仕上がっていると思います。ボリュームは完食して腹8分くらいでした。

新玉名ラーメン

もう1つの名物「新玉名ラーメン」は玉名市で親しまれる豚骨ラーメンをベースにした、玉名PA限定のオリジナルラーメンです。

玉名ラーメンの特徴は、市の公式サイトによると

濃厚な豚骨スープと中細麺、焦がしにんにくチップが特徴です。市内には約16店舗のラーメン専門店があり、いずれもレベルが高い店舗ばかり。玉名ラーメンのお土産品もあります。

玉名市公式サイト

福岡の豚骨ラーメンと1番違うのは、見た目でも分かる焦がしにんにくチップの存在でしょうか。店舗によって違いがあるのも面白いポイントですね。

こちらが「新玉名ラーメン」!
早速いただきます!

豚骨ベースの濃厚なスープが麺に絡んで美味い!焦がしにんにくチップも独特の風味でスープと一緒に飲むとクセになりそう。チャーシューは噛み応えのある食感で、卵もホロホロしていて美味しいです。

ただ、スープはかなり濃厚なので少し気を付けた方が良いかも。。。

玉名PAには吉野家やセブンイレブンもあるよ

上下線ともにセブンイレブンが併設されています。しかも24時間営業なので深夜のドライバーには助かりますね。

また、上り線限定ですがフードコートの隣に吉野家があります。営業時間は8:00~21:00です。こちらも上り線限定ですが、一般道からアクセスできるウェルカムゲートが設置されていました。

玉名PAは名物が多い、隠れた名パーキングエリア!

今回は玉名PAを紹介しました。PAながらもご当地感のある食べ物が多く、とても充実したパーキングエリアでした!特に玉ちーず饅頭はドライブ中のお供としても最適ですので、ぜひ食べていただきたいです。

玉名PAから熊本方面に進むと、次のSA/PAは北熊本サービスエリアなのですが、執筆時点(2023/7/20)では工事中となっています。そのため、食事を取るならここで取るのがおすすめです。

それでは最後にもう一度まとめます。

この記事の結論!
  • 玉名PAは熊本県南関町にある九州自動車道のパーキングエリア
  • NEXCO西日本のブランド「モテナス」で、吉野家やセブンが揃い利便性が高い
  • 名物の焼きそばや玉名ラーメン、玉チーズ饅頭などご当地グルメも多い
所在地熊本県玉名郡南関町下坂下1635-1
パーキング大型:40/小型:84/兼用:0/二輪:4/トレーラー:2
トイレ男大:3/男小:10/女:16
ガソリンスタンドなし
公式サイトhttps://www.w-holdings.co.jp/sapa/2864.html
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