ヒルトン福岡シーホークで記念日を迎えてみた

こんにちは、kodaxです。

9月に彼女の記念日を迎えるにあたり、何か特別な空間でその瞬間を迎えたいと思い、ヒルトン福岡で一泊過ごしました。

施設の充実度は当然として、泊まってみたことで気づいた魅力なども併せて簡単に紹介できればと思い記事にしました。宿泊を考えている人の参考になれば幸いです。

目次

ヒルトン福岡シーホーク

ヒルトン福岡シーホークはヒルトングループが運営する都市型リゾートホテル。ヒルトングループは全世界100か国以上に拠点を持つ国際的なホテルチェーンです。1995年に開業したヒルトン福岡シーホークは2010年にヒルトングループが運営を開始しました。

同ホテルは地上36階、高さ143mの高さを誇る福岡屈指の高層ビルで、船をモチーフとした外観デザインが特徴的です。福岡ペイペイドームに隣接しており、地下鉄やバスでアクセス可能なほか駐車場も完備しています。

客室は全室オーシャンビューで、和洋中のビュッフェやエグゼクティブラウンジにプールやフィットネスセンター等を兼ね備えたホテルになっています。

ヒルトン福岡シーホークにチェックイン

エントランス・ロビー

まずはエントランスからエレベーターで4階にあるフロント・ロビーへ。4階にはフロント以外に朝食会場のダイニングや店舗が併設されており、かなり広い空間が広がっています。

ラグジュアリーな雰囲気で統一されたフロントでのチェックインはスムーズに行うことができました。チェックイン時にヒルトン会員の登録案内をされましたが、特にその場で会員にならなくても問題ないです。

客室フロア

客室にはエレベーターで行くのですが、ここは高層階と低層階で使用するエレベーターが分かれています。それぞれ6基ずつあるため、エレベーターの待機時間は滞在中ほとんどありませんでした。

客室は6~34階の各フロアにあり、私たちは31階です。フロアの雰囲気はオレンジの照明で照らされており、無難に落ち着いた色使いで統一されていました。

ヒルトン福岡シーホークの客室レビュー

宿泊したのは「エグゼクティブキング」です。この部屋はエグゼクティブフロア利用者限定のラウンジ特典や高層階が確約されているのが特徴です。

ベッドルーム

こちらが「エグゼクティブキング」のベッドルームです。大きなガラス窓があり、家具の配置がすっきりしているためか抜け感のある開放的な空間になっています。全体的な雰囲気は一昔前のラグジュアリーな感じで、最近のトレンドとは少し違う印象。

ベッドサイズは160~180cm×200cmでもちろんキングサイズの大きさで、大人2人でも充分に寝ることが可能です。ベッド自体は少し硬めの造りで反発性もそこそこ感じました。枕もキングサイズの大きさで結構柔らかめ。寝心地はもちろん抜群でしたよ。

両側のベッドサイドには照明スイッチが付き、窓側の方にはサイドテーブルもあります。

窓際には快適なソファーと小さめのテーブルが置かれていますね。座り心地の良さを楽しみながら、大きな窓から眺めるオーシャンビューは良いものです。

ルームビュー

眼前には福岡タワーが見え、右にはオーシャンビューが広がって解放感は抜群です。日本の都市景観100選にも選ばれたこの地区のももち浜と博多湾の織り成すコントラストが、リゾートを思わせる雰囲気を醸し出しています。

ヒルトン福岡はペイペイドーム側と福岡タワー側の客室に大きく分かれており、私たちは福岡タワー側の客室を選択しました。後述しますがラウンジの眺望はペイペイドーム側なので、客室はラウンジの眺望と反対にしようと思ったため。

デスク

ガラス張りのテーブルにレザーチェアのデスクがあり、食事や仕事にも利用できそうです。デスクにはグラスとアイスペールが置かれているのみ。

ベッド正面にはデスクの上にLG製のテレビが置かれ、小物を置くスペースなどがあります。

こちらはシャープの空気清浄機です。

ミニバー

ミニバー周りを見ていきましょう。人数分のグラスやミネラルウォーターが揃い、コーヒーマシンとケトルが完備。コーヒー用のカプセルはネスプレッソが3種類ありますね。部屋によって種類が違うのか気になります。

冷蔵庫はソフトドリンクやアルコールにスナックが置かれており、便利に見えますが値段がバカ高いです(相場の5倍くらい)。ホテル内にはコンビニやドラッグストアがあるので、そちらで買って調達した方がおすすめ。正直冷蔵庫のスペースが圧迫されるので、利便性は低いと感じます。

バスルーム

バスルームは洗面台・トイレ・浴槽が一体となっており、1人で使用するなら充分な広さです。部屋の広さに対してバスルームは若干狭いように感じました。

水回りは少しシミや汚れなども目に付きますが、清潔には保たれています。こればかりは年数が経過しているため、仕方ありません。

洗面台はアメニティとドライヤーが置かれ、アメニティは「CRABTREE & EVELYN」(クラブツリー&イヴリン)で統一されています。ハンドウォッシュやシャンプー類はボトルに固定されていますね。持ち帰りを防ぐため?

浴槽は脚を伸ばせる程度には広く、そこそこの使い心地でした。

その他

コンセント

  • AC電源
  1. ベッドサイド・・・2
  2. デスク・・・・・・1
  3. バスルーム・・・・1

防音性

防音性は申し分なく、廊下や隣の部屋から音は全く聞こえません。

Wi-Fiスピード

ヒルトン福岡シーホークのラウンジ

エグゼクティブフロア(30~33階)の宿泊者は、特典として32階のエグゼクティブラウンジを無料で利用することができます。宿泊した「エグゼクティブキング」も特典の対象内なので利用してみました。

33階のラウンジはpaypayドームや福岡市街を120mの高さから臨み、軽食やドリンクを楽しむことができます。ラウンジ内にはWi-Fiもあるので、仕事でも利用できそう。

私たちはチェックイン後すぐに向かい、受付に宿泊している部屋番号を伝えます。どのテーブルも自由に使え、フード・ドリンクもすべて自由にいただけます。

ラウンジは窓側のテーブルや壁際のソファー席など様々ですが、フード類が置かれている右側よりも左側の方が落ち着いて過ごせました。訪れたのは日曜日の夕方なので、人も少なくゆったりとした時間が流れます。

眼下にはPayPayドームを見渡せ、この日はデイゲームがあったので夕方以降はかなり賑わいを見せてますね。その奥には博多湾の見晴らしが広がり、素晴らしい眺望でした。正直福岡タワーの展望台に上るより、福岡市街地に近い分こちらのラウンジのほうが魅力的だと思います。

フード・ドリンク

ラウンジのフード・ドリンクは時間帯によって提供されるものが変わります。タイムテーブルは以下の通り。

タイムテーブル
  • 朝食 / 平日7:00~10:00 ・ 土日祝 7:00~10:30
  • リフレッシュメント / ご朝食後 ~17:00・ 19:00~20:00
  • カクテルタイム / 17:00~19:00

リフレッシュメントのフードはケーキやクッキー、ドライフルーツにナッツでした。ドリンクはソフトドリンクのみ。フード類はどれも特筆するようなものはなく、そこまで期待しない方がいいかもしれません。

16:30以降になるとスタッフからカクテルタイムの案内があり、徐々にラウンジにも人が集まってきます。そして、17:00になると一斉に皆さんフードを取りに行きました。

このカクテルタイムのメニューは結構充実しており、コールドミートやサラダ、パンにミネストローネなど洋食の食べ物が多いです。デザートやアルコールも提供され、いずれも食べ飲み放題です。

コールドミールは魚のソテーやレバーにハムやチーズなど。ほかにも3種類のパンとオレンジやサラダ類など定番メニューが用意されています。

ホットミールはミネストローネやイモ煮、ラザニアなどがあります。アルコールはワインやカクテル、シャンパンなど様々です。

常にスタッフが見回っているのでフードの品切れも心配なく、心おきなく食べることが可能です。私が美味しいと思ったのはカツオを使用したガーリックソテーで、レストランで出されてもおかしくないクオリティです。一方クラッカーやパンは少し湿気っていて期待外れでしたね。。。

しっかりとした夕食を取りたい!という方でなければ、アルコールもありますし夜景を楽しみつつこのラウンジで済ませるのも良いのでは?と思いました。ただ、カクテルタイムは19:00で終了なので利用時間には気を付けてくださいね。

ヒルトン福岡シーホークの朝食

ヒルトン福岡の朝食は先述したラウンジか4階の「ブラッセリー&ラウンジ シアラ」でいただけます。なおラウンジの場合はメニューの数が少ないため、私たちはシアラで食べることに。

ここでは高さ40メートルの広大な空間で豊富な種類のビュッフェを楽しむことができます。朝食の時間は決まっており、月~金 6:30~10:00 ・土日祝 6:30~10:30です。

私たちは7:30ごろに行き、受付で部屋番号を伝えるとすぐに案内されます。案内されたのはビュッフェ会場すぐ近くのテーブル席。上空の広大な空間に朝日が差し込むとかなり幻想的な雰囲気になります。

ビュッフェ形式で提供され、和洋中すべての食事が揃っているので食べるものには困らないはず。

和食コーナーはとろろや生卵に冷奴、煮物など。また、ご飯やみそ汁に五島うどんといったご当地グルメもあります。

洋食コーナーはベーコンやスクランブルエッグ、サラダといった定番メニューから、パンケーキやフレンチトーストなど。コールドミールにはクリームチーズやナッツといったおつまみや、ヨーグルト・コーンフレークもあります。

ベーカリーコーナーは5種類ほどのパンが並び、随時出来立てのものが提供されていきます。

中華料理にはシューマイやおかゆ、春巻きなどがあります。朝から食べると少し重そうなメニューが多い印象です。

ライブキッチンではおにぎりとオムレツのコーナーがあり、どちらも人が並んでいますね。

おにぎりは高菜と明太子の2種類をその場で握ってくれて、小ぶりなサイズで食べやすく美味しいです。特に明太子おにぎりはしっかりと明太子を使用しており、かなり美味しいです。みそ汁と合わせて食べるとなお美味い。

オムレツは豊富な食材から好きなものを選べるのがうれしいポイント。

フルーツはあまりバナナやオレンジ程度しかなく少し残念。ドリンクはコーヒーやソフトドリンクはもちろんのこと、低脂肪乳やトマトジュースなども。

混雑する時間は7:30~8:30で、人混みが苦手な方はこの時間を避けるのがおすすめ。9:00以降になると人もまばらになり、徐々に落ち着いてきます。

非常に豊富な品数で食べきれないほどのビュッフェに加え、会場の雰囲気も素晴らしいので大満足な朝食になります。また、ヒルトン会員の人は専用のコーナーで食べることもできますよ。

ヒルトン福岡シーホークの周辺情報

ヒルトン福岡はPayPayドームに隣接し、近くにはマークイズももちという名のショッピングモールがあるため買い物や夕食には困りません。

コンビニとドラッグストアもホテル内にあります(品ぞろえや価格も街中のものと変わらない)。ただ、天神や博多には徒歩で移動できる距離ではないのですし、繁華街や飲み屋街などは近くにはないため注意してくださいね。

PayPayドームで試合のある日はホテル周辺の施設もかなり混むため、夕食時や昼食時は試合の時間帯にも少し気を付けましょう。

ヒルトン福岡シーホークのアクセス

ヒルトン福岡シーホークのアクセスは博多や天神から離れており、公共交通機関や車で来る必要があります。地下鉄やバスで来るのがメインだと思いますが、個人的なおすすめはバスです。

最寄り駅の唐人町からホテルまで15~20分程度歩くのに対して、ホテルのエントランスにバス停があるためバスのほうが歩かずに済みます。ただ、路線系統が非常にわかりづらいのでよく調べておいた方が良いです。

以前まで運行していたシャトルバスは2023年9月現在も休止しているため、再開すればもうすこしアクセスは良くなりそうですね。

駐車場

駐車場は1泊2,000円です。都市高速ランプがすぐ近くのため、車で来る場合は都市高速の百道ランプで乗り降りしましょう。

マップ

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