「屋久島グリーンホテル」宿泊レビュー/世界遺産に最も近いリゾートホテル

世界自然遺産である縄文杉がシンボルになっている屋久島。そんな世界遺産に訪れるならおすすめのホテルがこの屋久島グリーンホテルです。

縄文杉へのトレッキングや空港や港へのアクセスにも便利な立地にありながら、大浴場や地物を使用した料理等サービス面も魅力的なホテルでした。

今回の記事では縄文杉へのトレッキング目的で利用する目線でレビューしていきます。

目次

チェックイン

今回の旅程は2泊3日で2日目に縄文杉トレッキングを設定しているため、その前後泊に今回の屋久島グリーンjんホテルを利用します。

屋久島空港から車で10分ほどの距離にあり、駐車場は15台ほどは停められそうな広さです。

エントランス・ロビー

ロビーに入るとフロントスタッフがすぐに案内して、チェックインの手続きを行います。ロビーは他の宿泊客もいましたが混雑もなく、広さも十分でシックな雰囲気ですね。

ロビーには特産品のショップやオブジェにコーヒーラウンジなどがあり、なかなか充実しています。

チェックイン時には滞在中にトレッキングするか確認され、縄文杉へのトレッキングが目的だと伝えると登山届の提出依頼とトレッキングの際のお弁当の手配が必要か聞かれました。

1つ目の登山届は事前に世界遺産センターへ提出していることを伝えましたが、ホテル側でも宿泊客が遭難した際の身元確認などに使用するため、提出するように要請されました。前日の19時までにフロントに渡せば大丈夫とのこと。

またお弁当はトレッキングのお昼ご飯として有料で作ってくれるようです。朝食付きプランの場合は朝食をお弁当にしてくれるサービスもあるので、私は普段朝食を食べないため、お昼用の弁当は断ったうえで、朝食をお弁当にしてもらうことにしました。そうすればお昼用として弁当を食ベられますからね。

今回のプランは夕朝食付きなので、夕食の時間も確認され18時からにしました。

今回のお部屋は3階の303号室です。キーは鍵を差し込むタイプ。移動は階段を利用します。

客室レビュー

ベッドルーム

寝室は25㎡程度の広さでオーシャンビューの和室です。布団は既に敷かれており、そこまで厚くない感じ。枕も普通で、ベッド周りは洋室の方がいいかもです。部屋はかなり広いので、スーツケースやバッグは余裕で広げられますね。

テーブルにはWi-Fiなどホテル館内設備の案内が置かれていました。テーブルの反対側にはテレビやポットがあります。テレビは鹿児島系列のチャンネルが映ります。

布団近くにエアコンと除湿器に加え、扇風機も用意されていました。エアコンが苦手な人のために置かれているのかな。エアコンは自分で調節できるので快適な温度を保てます。

和室と言えば縁側!縁側には鏡やドライヤーの他に冷蔵庫や金庫がありました。冷蔵庫の中にサービスとして麦茶の水筒が置かれ、自由に飲めます。ただ、冷凍機能はないため注意してください。

またここにも荷物を置くスペースがあり、滞在中はここに大きな荷物を置いていました。ちなみにドライヤーはPanasonic製です。

これ懐かしい。。。時間があったらやりたいなあ。

ルームビュー

広大な海とすっきりとした空が見え、かなり開放的な雰囲気です。手前の庭は宿泊者も使える庭園となっており、ちょっとした散歩コースにもなっています。和室は全室オーシャンビューなので和室の落ち着いた雰囲気と景色を重視するならおすすめ。

バスルーム

ユニットバスのため広さは普通でしょうか。アメニティは必要最低限の設備が揃っていますが、残念なのがお湯と水が分離しているため調節するのが面倒でした。これは改善してほしいポイント。

シャンプー類はポーラ製品で統一され、ハンドソープも用意されています。浴槽は普通の広さで足を少し伸ばすことができます。ただ大浴場があるので広さが気になる方は大浴場を利用しましょう。

その他

コンセント

  1. 布団・・・1
  2. テレビ横・・・2

防音性

全く問題なし。廊下で喋っていたら少し聞こえるかも?という程度

Wi-Fi

大浴場

トレッキングで疲れた体を休めるなら大浴場の1択です。

1階にある大浴場は脱衣所の広さも大きく、浴場内もシャワーブースが7つありました。シャワーは出しっぱなしなのがうれしいですね。

浴槽は5名くらいなら入れそうな広さで、時間帯によっては貸し切り状態になることも。温泉はクセがなく、温度も40℃程度でぬるめです。これくらいが疲れた体にはちょうど良いんですよね。露天風呂はなく内湯のみでした。

脱衣所を出ると横に給水所があり、冷えた麦茶がピッチャーで置かれています。私も火照った体に早速流し込みます。

サイッコーー!

ただの麦茶なのにめちゃくちゃ美味いのでおすすめ。

夕食

レストラン会場に向かうとスタッフに席へ案内されます。会場はかなり広いですが、席はすべて決められているようでした。18時ごろに訪れた時は宿泊客全体の半分ほどがいたように思います。

メニューは全てコースになっているので、着席してからは基本的にスタッフが全て給仕してくれます。この日は屋久島名物のトビウオの唐揚げやキビナゴの刺身に、鹿児島県産の黒豚しゃぶしゃぶや薩摩揚げなどがありました。

屋久島に来たからにはこういった名物も食べておきたいと思っていたので、とても良い思い出になりました。特に黒豚のしゃぶしゃぶは身が柔らかく、味も良いのでまた食べたいですね。

食後のデザートも付いてくるみたいで、杏仁豆腐と温かなお茶で締めます。

2日目の夕食ではイカやサーモンのお刺身に野菜鍋と豚の角煮等が提供され、特に美味しかったのは豚の角煮でしょうか。ほろほろとした柔らかな身が口の中でとろけるように広がるんです。野菜の出汁が染みた鍋もあるので体も温まってきて良い感じ。この日のデザートはロールケーキです。

スタッフさんもテキパキ動いており、味もサービスも大満足な夕食になりました。

ちなみに明日の朝食時間を確認されるので、明日の予定に合わせて時間を指定しました。

朝食

 2日目の朝食はトレッキングで早朝に出たため、あらかじめお弁当に代えてもらっています。ちなみにお弁当は4時頃からフロントで受け取れます。

お弁当はこんな感じ。

3日目の朝食は8時ごろに伺い、席まで案内されバイキング形式なので自分で取りに行きます。和食中心のメニューが多い印象です。クロワッサンやロールパンもありますね。

また必ず鍋系のメニューが一品用意されており、この日は蒸し餃子でした。メニューなどは結構普通な感じでしたが、ご飯や味噌汁に魚といった基本のメニューが美味しいので、私は満足できました。ただ、洋食中心の人や外国人だと少し選べるメニューは少ないかも。

夜だと気づきませんでしたが、レストランからも海が一望できますね。

周辺情報

屋久島グリーンホテルはアクセスが比較的良いとはいえ、離島である屋久島なので徒歩圏内のコンビニはありません。夕食はホテルのスタッフに聞けば、3軒ほどあるようで案内してくれます。

食べ物や飲み物を買うなら徒歩15分で行けるAコープ安房店がおすすめ。お土産や飲食物が一通りそろっています。ただ、24時間営業ではないため基本的に夜中はどこも厳しいですね。

もしくは空港近くのドラッグストアコスモスなら医薬品やお菓子も豊富にあるので、車があるなら私はこちらをおすすめします。

アクセス

空港や安房港からのアクセスは良く、縄文杉登山にも便利な立地にあります。私は空港利用だったので、空港から10分ほどで着きました。

バス路線もあるので車無しでも移動は可能です。私はあくまでも車をおすすめしますが。。。ちなみに港や空港への送迎はないです。

駐車場

15台ほどは収容可能な広さです。ホテル宿泊者は無料で駐車できます。

マップ

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