博多駅に入ると、どこからともなく漂ってくる、小麦粉とほんのり甘い香り。
近づいてみると人だかりができています。
行列が求める先には、あの甘い香りの正体であるミニクロワッサンが。
手作りで作られる徹底された心地よい食感のクロワッサンは、一度食べたら病みつきになること間違いなし!
今回は博多駅の名物ベーカリーである、「MIGNON(以下、ミニヨン)」を少し紹介。
博多駅構内の1階にあり、27年間も同じ場所で営業している。
いつ来ても行列を成しているのが、県民から愛されている何よりの証拠ですね。
ミニヨンとは?
ミニヨンは博多駅構内にあるミニクロワッサン専門店です。
手作りだからこそ可能な「外サクッ、中フワッ」のクロワッサン生地は、機械では再現できない独特の食感から瞬く間に大人気に。
ミニクロワッサン専門店だからこそ、徹底的にこだわった食感。
その製法は、創業してから現在まで一貫として変えていないそうです。
このミニヨンを運営しているのは、北九州の老舗企業である「クラウン製パン」。
北九州市小倉に本拠を構える同社は、給食用のパンをメインとしたメーカーでしたが、1996年に博多駅にミニヨン1号店を開業しました。
開業したところなんと大ヒット!
瞬く間に人気を呼び、今では1日3万個を販売する大人気ベーカリーに!
店舗も博多駅にとどまることはなく、九州のみならず関東・関西にも進出しています。(全12店舗)
ミニヨン博多駅店で実際に買ってみました。
というわけで、実際に博多駅店でクロワッサンを買ってきました。
博多駅の中央付近にあり、既に10組くらいは並んでいます。
行列対策でしっかりと並び方の立て札も置かれています。
店舗には大きく分けて2つに分かれ、向かって左にはアップルパイやケーキなど洋菓子を中心に、右には大人気のクロワッサンを販売しています。
左側の洋菓子類には人が並んでいないので、やはり皆さんクロワッサン目当てで来ているようですね。
そんな訳で並ぶときは少し注意!
並んで10分ほどでショーケースの前まで来ました。
なるほど!クロワッサンは保存もできるようで、このように書かれていました。
保存される場合はビニール袋に入れ冷凍庫へお入れください。
MIGNON
お召し上がりの際はオーブントースターで温めるとパリパリ感がよみがえり、美味しく頂けます。
クロワッサンの種類は?
クロワッサンはプレーン・チョコ・さつまいもの3種類!
この3つは基本的にどこの店舗でも販売しています。
- プレーン⇒3種類の中で1番人気!万人受けする癖のない味だが、シンプルにうまい
価格は100グラム(約4個)で194円 - チョコ⇒2番目に人気!チョコが生地と中に詰め込まれており、芳醇なチョコの香りがたまらない!
価格は100グラム(約3~4個)で216円 - さつまいも⇒チョコと同様に生地と中にいもが詰め込まれ、かなり甘い印象
価格は100グラム(約3個)で226円
注文するときはスタッフに種類と個数を伝えればOK!
迷ったときは全種類を2つくらい買えば、400円くらいに収まるのでオススメ!
それでも迷う方にはミニヨンさんの方からこんな提案が。
3種類を均等に、計17個の詰め合わせで約1,000円みたいです。
強烈なクロワッサンの香りを堪能しつつ、お会計へ進みます。
会計は現金と、一部の電子マネー・コード決済のみ。
クレジットカードは使えないため、注意しましょう。
なお、熊本駅店ではキャッシュレス決済に対応していました。
「昔はもっと安かったんだけどね」
そんな声もあるが、それでも人々を引き付けるクロワッサンを私も食べてみます。
ミニヨンのクロワッサンを実食!
ここからは各フレーバーごとに感想を紹介します。
こうして並べてみると、見た目でかなり違いが分かりますね。
プレーン
シンプルにして王道。
見た目は他のものと比べてもかなり控えめですね。
味は表面に付いているシロップ?のほんのりした甘さと、サクサクッとした生地がとても美味しいです。
オーソドックスですが、控えめな甘さで飽きが来ない仕上がりになっています。
どのクロワッサンもそうなんですが、その中でもプレーンは「外サクッ、中フワッ」が一番感じられます!
チョコ
黒い見た目から分かる通り、チョコが生地に練り込まれています。
生地がほんのり甘く、中にもチョコが入っています。チョコ自体はミルクチョコレートに近い味わいですが、甘さはかなり抑えられてる印象!
2つくらい食べるなら、風味の程よい強さも相まってチョコが一番満足度が高いですね。
(私がチョコ好きなこともあると思いますが・・・)
さつまいも
上にごまがかかっており、見た目も若干黄色く見える?
中にイモが入り、イモの食感も楽しむことができますね。
イモは安納芋っぽい感じで、風味はそこそこありました。
ここからは熊本駅で販売していた3つのフレーバーも簡単に紹介!
明太子
見た目からして明太子のソースが上にかかっており、インパクトは抜群!
中に明太子があるわけではないですが、しっかりと明太子の風味はあります。甘いものに飽きた時に、唯一しょっぱい系である明太子は良いアクセントになりそう!
ちなみに明太子は福岡の老舗明太子屋「ふくや」を使用しており、味は間違いなし。
アーモンド
プレーンと見た目は似ていますが、若干クルミっぽく黒い感じ。
風味もアーモンドの香りで独特な味わいでした。中には何も入っていないです。
抹茶
実は密かに期待していたフレーバー!
見た目からして抹茶であることが分かりますね。抹茶風味は確かに感じられます。
中にはこしあんが入っていますが、個人的にこれはいらない気がする。。。
あんこがあることで抹茶風味があまり感じられず、甘すぎてしんどい感じでした。
抹茶風味を生地に練り込むだけで充分だと思います。私なら中のあんこはいらないかなあ。
旅行・出張で博多駅を使うならミニヨンにも立ち寄ろう!
今回は博多駅の名物ベーカリーであるミニヨンを紹介しました。
私も出張で新幹線を使うときによく立ち寄って買ってしまいます。
地元の人に聞いても様々な目的で購入しているようで、
新幹線で遠出するときのおやつとして、
家で待っている家族への手軽なお土産として、
たくさん買って朝の食事として。
博多駅に入ると漂ってくる「あの甘い香り」
皆さんも自分の目的に合わせて、少しミニヨンに立ち寄ってみませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
kodax